映画について深めていく

前回ミッションインポッシブルについて、熱く語りましたが、

私は大学時代に映画研究会に入部し、映像制作に学生時代から取り組んでいたこともあり、

映画は大好きです。

物心ついた時から、映画の招待券が毎月もらえるというラッキーな環境にあり、

毎月映画を家族で観に行っていた。

(その秘密については、いつかお伝えしていくとして。)

当時の映画館は、東映系か東宝系かで上映する映画館も違い、今月はこっち、来月はあっちと市内の映画館を回っていた。あと思い出すのは、瓶のコカ・コーラの自販機でコーラを買い、横の溝で栓を抜く。売店で、カルビーのポテトチップスを買い、スクリーンの部屋へ入っていく。

今のコーラ好きは、その頃から始まっている。

わくわくしながら、当時はドラゴンボール、ドラえもんの劇場版を毎月のように観ていた。それ以外にも、洋画も字幕を読めないまでも、雰囲気と映像だけを必死で追いかけていた。

そんな昭和58年生まれの私が、大好きな映画は、

バックトゥザフューチャー 

あえて バックトゥザフューチャー2としておこう

あの映画は、3部作で完結するという当時ではとんでもないクオリティの映画だ。

ただ、あえて2を挙げたのは、

未来の世界観を描くシナリオで、未来への期待感、希望感、夢

映画に必要なエンターテインメントの要素が一番溢れていたからだ。

ホバーボード、喫茶店のコーラが出てくるテーブル、ナイキの靴、乾燥機付きのジャケット、

玄関のキーロック、小さいピザ、多チャンネルのテレビ、音声に反応する電話

2023年になって、実現している技術もあれば、まだ実現されていない技術もある。

それを1989年の映画で盛り込まれ、映像として作り出されている。

さらに、空を飛ぶデロリアン。生ごみを燃料にもするところも。子供ながらに、最高に興奮した。

よく、再放送もされるこの映画だが、もう何回観たかわからないくらい観た。

映画とは、こういうことだよ明智くんというくらいの名作。

1,2,3と同じ人物の過去現在未来が上手く混ざり合い、宿命や星の元ということも織り交ぜながら、辻褄が合わさっていく感じ、同じヒルバレーの同じ場所で、違う時間軸の表現もたまらない。

どのシーンも本当に最高なんだが、2のラストシーン3へ繋がるシーン

ここは、本当にすごいと思った。

小学生の自分には、最初観たとき、意味がわからなかった。矛盾してる?っていうように理解ができなかった。

ただ、観て観て観まくっているうち、私も成長し、このラストシーンの凄さがわかるようになった。

こんなシナリオは、39歳になって成長しきった私でも書けるシナリオではない。

3へ続く2なのに、ラストシーンが1のラストシーンにまた戻ってくる。

あのドグのリアクションは、私も同じリアクションさ。

続く感満載に2を終える最高のラスト。

何回最高という言葉を使うんだ。ボキャブラリーないのか。と自分にも言いたくなるくらいだ。

もう、ほんと観てくれ!そして、同じ気持ちの人は、一緒に語り合いたい。

そして、もう一つ今になって、気づいてしまった。

当時の声優とは違うかもしれないが、

今のマーティーの声優が、山寺宏一さんということ。

ほんとになんでもできる人だ。。。。脱帽しかない。

かなり長くなっただ、もう一つくらい映画話でもしようか。

私の幼少期で熱くなった映画という括りでいうと、

ジャッキーチェンの映画だろう

中でも、一番鮮烈に覚えているのは、ポリスストーリーだ。

まずは、この主題歌!!!

ヤバすぎる!!!!

小学校ではまりすぎて、毎日歌ってた。

そして、兄も耳から離れず、2人でずっと歌ってた。

ヤバくないですか?この歌!!!!!落ち込んだ時に聞きたい曲ランキング上位に必ず入るこの疾走感!!!!

とはいえ、やっぱりジャッキーチェンといえば、触れなくてはいけないのはアクションシーンだろう。

時折、コメディーに見せるところも面白いし、

香港映画ならではなのか、映画のストーリーとかは関係なくなって、

急にキラーカットを繰り返し使っちゃうような画を見せたがる作りこみ。

映画という一つの目線、画角 イマジナリーラインを守っていく作業を急に、

度外視し、観て観て観てという姿勢になる制作サイドの熱量。

ジャッキーチェンのデパートからシャンデリア落下シーンや、屋根からの落下シーンは、

数台のカメラの画を繰り返し使ってくるところとかエンディングでも更に使うところとか、

アクションが素晴らしく成功したから、是非見てくださいといわんばかりの映画。

それはそれで、生々しくてほんといい。

ピンチでも、結局最強に強くて、何人も倒して、前へ進むジャッキーチェンの強さも大好きだ。

ハリウッドにも進出したジャッキーだが、香港映画の荒々しさの方が、ジャッキーの良さは最高だったように思う。

また、プロジェクトAとか酔拳とか一気見したい。

今回は、2作品を紹介したが、

まだまだ大好きな映画はたくさんある。

映像作る人には、ほんとその作品作品の良い所やリスペクトすべき所は必ずある。

そんな意味でも映画は、最高なのだ。