憧れたCM~映像クリエイターの芽生え
さて、私がそもそも映像に興味を持ったのは、テレビっ子だったということも大きく、とんねるずやダウンタウンの番組は欠かさず見るという少年時代。チャンネル争いは毎日行われ、中学になるころには、祖父の家に大量にあったテレビを頂き、1人1台テレビを持つようになっていた。(祖父は家電大好きで、テレビはトイレにもお風呂にも台所にも1台づつあり、全ての部屋にテレビが置かれていた、、、、)
そんなテレビ大好きな環境で、私はCMの面白さにもどんどんハマっていく。
第2話では、私が幼少期に感動したCMをご紹介していきたいと思う。
(なるべく年代の古いものから紹介していくが、多少の誤差はご了承頂きたい)
まずは、印象に残りすぎているという意味で感銘を受けた作品
↑このCMは幼い頃、長年流れていた記憶があり、よく小学校でも真似して踊っていた。
今調べると北海道のローカルCMのようだが、しめ鯖とPOPダンスという全くかけ離れているものを、見事に頭の中に残る映像として、インパクト重視でミックスし、歌も何度聞いても残るリズム感になっている。今でも通用する手法でうまく作られている映像だと思う。
次は、CMという媒体で最大に遊んでいる!と感銘を受けた
サントリーの缶コーヒーBoss
何が凄いって、布袋寅泰がコミカルな役柄を演じるものそうなんだが、
サントリー×au×ケミストリー×スカパーなど様々な企業が同じストーリーで、
同じCMを当時放映するという驚きでしかなかった。
日本企業って懐が深い!!と感動したのを今でも覚えている。
今の私の映像作品の方向性は、このBossCMが根幹にあると言っても過言ではない。
是非、すべてのエピソードを見て頂きたい。
さらに、私の映像制作において、忘れてはならないのは、
世界的スポーツブランド NIKEのCMだ。
今でこそ珍しくはなくなったが、一つのCMにスーパースターが何人も出演するCMは
NIKEが初めてだったのではないかと思うほど、圧巻のCMをいくつも作ってきた。
そして、発想力、演出、ストーリー、全てが1級品の映像作品を常に作り続けている。
いつかこんなCMを作りたいとずっと思いながら、映像制作をしてきたし、
大学時代映像研究会で、NIKEのパロディー動画を数本作り、映像制作に力を注いできた。
そして、NIKE CMをチェックしていた時に出会った最大の憧れの映像ディレクター 江口カン氏
福岡を拠点に日本のトップレベルの映像制作を行い、世界でも活躍する koo-ki株式会社を立ち上げた人だ。
10数年前から私の目指す映像制作を行い、いつかはこういう映像制作チームが四国、香川にはある!!と目標にしている人物であり、企業である。
本当に面白く、ワクワクする映像を作る。チーム内のグラフィックチームもレベルの高い仕事をする人たちだ。
いつか私もレベルが上がってきたときには、是非お会いしたいと思う。
目指せ!四国のkoo-ki!目指せ香川の江口カン!