好きな映画を読み解く
現在プロモーション活動を行っており、シリーズ7作目となろうかという
ミッションインポッシブル レッドデコニング
特に2つ目に貼り付けしたスタント秘話映像は、見ているだけでも心臓が止まりそうな体感。
演じている当の本人であるトム・クルーズは、どんな心理であの崖へと飛び込んでいくのであろうか。
3作目くらいに最後の作品と言われていたような気もするが、7作目まで命がけのスタントを自ら行うトム・クルーズ。
かつてのブルースリーやジャッキーチェンのように、命がけでアクションを行うこの映画は、私の映像制作にも大きな影響を与えてくれている作品だ。
まずは、中学の時に友達と観に行った
ミッションインポッシブル2 通称”MI2” 監督はジョン・ウー
この映画の興奮は今でも覚えているし、なんとも印象的な 「キメラ」「ベレロフォン」という博士の冒頭セリフ
ジョン・ウーらしいカンフーシーンやバイクでもアクションシーンは、中学生だった私には真似したくなるシーンが満載だった。映画の後は、すぐ友達と戦いごっこをしたのも覚えている。
ただ、今思えば、人のいない丘にわざわざ移動しての格闘シーンって、、、、
ドラゴンボール?仮面ライダーはたまた5レンジャー感がある演出だったな。。
動画制作する立場になると、演出やら撮影の都合やらという穿った見方で作品のストレートな印象ではないことに注目するようになるんだな。学ばせてもらうという点では、作品の制作過程をイメージして観るというのは悪くないが、ストレートに面白い!面白くない!と映画は観たいものだ。
批判やら考察やらをつらつらする気もない。
私はジョン・ウーの作品は好きだ。
レッドクリフも観たし、フェイスオフなんて最高だった。ジャッキーチェンの映画だって何度も観た。
そして、あのミッションインポッシブルのテーマをlimpbizkitにカバーさせ、強力に進化させたことは、革命だ!
シリーズ7作目となるが、このテーマソングをここまでカッコよく仕上げたのはMI2がだけだろう。
MI3以降は、テーマ曲のチャレンジはしていないと思う。
今聞いても、興奮が蘇ってくる。もちろんサウンドトラックも買ったし、limpのポスターも部屋に貼った。
そして、その影響が linkin park にも繋がっていくのだが、それは大学に進学してからの話になるのだが。
さらに、MI2で衝撃だったのが、
オープニングのイーサンハントのロッククライミングシーンだ!
たぶん、このスタントがきっかけで、その後のトム・クルーズのスタント人生が幕開けしたような気がする。
それに関しては、作品を重ねるごとによりレベルの高いスタントへとレベルを進化させているのも、
この作品の魅力になっているし、それを待ち望んでいる観客とそれを上回ろうとする制作陣。
基礎を作ったのもMI2からのような気がする。
もう少しMI2を掘り下げていくと、
イーサンハントがロン毛だったというのも、2だけだったような気がする。
これもチャレンジだったように思う。
カッコいい、、、、、そう思ったのも覚えている。
今回は、MI2を掘り下げているが、
MI3からの作品も最高のエンターテインメントとして成り立っている。
どの回が一番?と聞かれると選ぶのはなかなか困難だ。
MI2が最高と思っていた私の意識を、MI3は最高の形で打ち破ってくれたのだから。
なぜならば、J・J・エイブラムスがMI3の監督になったという、
アンチェロッティ監督の次は、ジダンが監督になるのか!!というような気持ちだった。
(リアルの世界では、ジダンの後がアンチェロッティが監督になったはず)
MI3以降の監督は、全て彼が率いる形になったが、
ほんとうに最高の映画を作ってくれる監督だ。
MI2の世界観も細かい部分で踏襲し、さらにオリジナルのストーリーをMI3からは紡ぎ出している
ミッションインポッシブルは、本当に最高の映画である。
絶対に映画館で見ることをお勧めする。
映像を作る端くれとして、忘れてはならないのは、
『チャレンジする』『興奮する』『上回る』
これらの”3する”を常に心がけて、作り手が満足できるものを制作していくことなのだろうと、
先人達の作品から読み解いてみた。
自分が満足できる映像は、きっと誰かに何か読み取ってもらえるはずだから。
ワクワクして2023年。
また最高の映像を生み出していこう!